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写真:Raph_PH/Wikipedia CC
ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンで、率直な意見を述べるアクセル・ローズは、ティム・クックは「音楽業界のドナルド・トランプ」だと主張する。
ローズ氏はツイッターにメッセージを投稿したが、それ以上の説明はない。しかし、これはおそらく賛辞の意図ではないだろう。ローズ氏は以前、物議を醸したアラバマ州選出の元上院議員ジェフ・セッションズ氏を司法長官に任命したトランプ大統領を批判し、「泣き言ばかり言っている」と非難していた。
ティム・クックは音楽業界のドナルド・トランプだ。
— アクセル・ローズ(@axlrose)2018年3月8日
大統領執務室との比較は、トランプ氏と幾度となく衝突してきたクック氏にとって、あまり好ましいものではないだろう。クック氏は2016年の大統領選でヒラリー・クリントン氏の熱烈な支持者であり、暫定的に副大統領候補として検討されたこともあった。
スティーブ・ジョブズも「非常にトランプ的」だった
しかし、クック氏はトランプ氏に似ていると評された最初のApple CEOではない。最近、Appleの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏はカーネギー・ミュージックホールで聴衆に対し、スティーブ・ジョブズの性格は「非常にトランプ的」だと語っていた。
ローズ氏がクック氏とトランプ氏を比較した際に何を意味していたのか、より明確な説明を待つ必要がある(もし彼が説明してくれるならの話だが)。彼がクック氏の音楽業界における役割について明確に言及していることを考えると、この批判が何らかの形でApple Musicに関連していると考えるのは理にかなっていると言えるだろう。
Apple Musicは以前、テイラー・スウィフトをはじめとするミュージシャンから、アーティストの著作権料に関する姿勢を批判されてきました(後に両者は和解しましたが)。元オアシスのリードギタリスト兼共同ボーカルのノエル・ギャラガーも、Appleのラジオ局「Beats 1」を批判しました。