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ロンドンで行われた物議を醸したG20サミットで、ひとつの明るい話題となったのは、バラク・オバマ米大統領とエリザベス女王の間の贈り物の交換だ。

AP通信によると、オバマ大統領がエリザベス女王に贈ったiPodには、「王様と私」「ウエスト・サイド物語」「ドリームガールズ」などブロードウェイの人気作品の曲40曲が入っていたという。

このiPod（正確なモデルは不明）は、作曲家のリチャード・ロジャースとロレンツ・ハートによる貴重な歌曲集（オバマ大統領は女王にも贈呈した）に付属していた。また、2007年にワシントンとバージニア州で行われた非公式会談の映像も収録されていた。

女王は2005年からiPodを所有していたと伝えられているので、そろそろ買い替え時だと考えていたのかもしれない。

スタンダード曲の中では、映画『レント』の「Seasons of Love」や映画『ラ・カージュ・オ・フォール』の「The Best of Times」など、目立った曲は少ない。

これらの曲は、オバマ大統領の海外旅行に同行している、オバマ大統領のiPod専用保管係で、何でも屋の26歳のレジー・ラブが選んだものなのだろうか。

女王は自分と夫の肖像画で応えた。