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写真:Apple
Apple Watch Series 3は、前四半期にXiaomiとFitbitに追い抜かれた後、ウェアラブル市場でより大きなシェアを取り戻すプレッシャーにさらされている。
2017年第2四半期のウェアラブル端末の出荷台数は前年同期比で8%増加したにもかかわらず、Appleの販売台数はわずか270万台で3位に落ちた。
Canalysが発表したデータによると、Appleのデザインを模倣することで名を馳せた中国企業Xiaomiが、第2四半期に350万台を出荷し、ウェアラブル市場のトップに躍り出た。Fitbitは330万台を出荷し、2位につけている。
Apple Watch Series 1とSeries 2は発売からほぼ1年が経過しており、需要が落ち込んでいるのも無理はありません。しかし、最近の噂を信じるならば、Apple Watch Series 3はもうすぐ発売される予定で、アナリストたちはAppleを再びトップに押し上げると確信しています。
Series 3は、携帯電話接続機能を備えた数多くのスマートウォッチの1つとなり、2017年後半にウェアラブル市場全体に大きな弾みを与えると予想されています。Canalysは、年末までに出荷台数が1,200万台に達すると予想しています。
アップルは通信事業者との関係で優位に立つだろうが、消費者を引き付けるにはシリーズ3の新機能を効果的に売り込む必要があると専門家は指摘する。
「アップルは携帯電話事業者との強力な関係を活用して、携帯電話スマートウォッチ市場を獲得する態勢が整っており、携帯電話事業者は携帯電話スマートウォッチと関連サービスの重要な販売拠点となるだろう」とカナリスのアナリスト、ジェイソン・ロー氏は述べた。
Appleは、消費者がApple Watchの様々なスタイルや機能を店頭で体験できるという点で業界をリードしています。Apple StoreとAppleのオフライン販売パートナーは、製品が発売され次第、迅速に対応し、携帯電話通信に対応した新しいユースケースを効果的に紹介することが重要です。
ロー氏は、フィットビットが自社のセルラー接続スマートウォッチで回復するのは、前四半期に出荷数が34%も減少したため、はるかに困難になると予想している。フィットビットのデバイスはより手頃な価格かもしれないが、アップルのように通信事業者を動揺させることはできない。