
2つの質問であなたの年齢を推測してみましょう。「どんなスマートフォンをお持ちですか?」と「好きなモバイルゲームは何ですか?」です。Androidと「アングリーバード」と答えた方は、35歳から44歳の間でしょう。この年齢層の35%はアングリーバードに夢中で、若いゲーマーは青、赤、黄色の豚を嫌うゲームには全く興味がないようです。
ニールセンは、どのAndroidアプリがどの年齢層に最も人気があるのかという調査結果を発表しました。年齢に関わらず、Android Marketplaceがトップアプリとなり、次いでFacebookが続きました。その後、Androidアプリの好みは年齢によって明確に分かれました。例えば、25~34歳と35~44歳の年齢層ではGmailが2位にランクインし、若いAndroidユーザーの10人中8人がGoogleの無料メールサービスを選んでいます。18~24歳のAndroidユーザーの60%以上がYouTubeファンであり、年配のAndroidユーザーでは51%が動画を視聴しています。
年齢層別のAndroidアプリの選考で特に目立ったのは、ストリーミングオーディオが若いユーザーにとってより重要だったことです。ニールセンによると、18~24歳の年齢層はYouTubeの次にPandora Radioアプリを選択しましたが、年配のAndroidユーザーは音楽アプリをほとんど選択せず、13位にまで順位を落としました。
50歳以上のユーザー層として、アングリーバードが年配のユーザーに人気がある理由がよく分かります。まず、このゲームはカジュアルゲームによくある要件、つまりレースゲームやポイントアンドシュートゲームのようなスピード感や激しさではなく、スローペースで親しみやすいゲーム性を採用しています。次に、親御さんは子供のためにアプリをダウンロードすることが多いです。私自身も親ですが、幼い娘はアングリーバードが大好きで、iPadで私よりも先にレベルアップしてしまうことがよくあります。YouTubeも同じです。若い世代は短い動画クリップに慣れています。一方、年配のユーザーにとって、YouTubeとの関わり方は「おじいちゃん、このオートチューンがかかったニュースクリップを見てくれ」といった感じのものが多いのです。
これらのアプリのトレンドが、一般的に若いユーザーをターゲットとするiPhoneやiPadにも波及するかどうかは興味深いところです。iOSアプリでもApp Storeが1位になり、FacebookとGmailがトップ3を占めるのではないかと予想しています。年齢層別で見ると、iPhoneとiPadのアプリはどの程度の順位になると思いますか?