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写真:スティーブ・ジャーベットソン/Flickr CC
Apple は時価総額 1 兆ドルに到達した最初の企業となり (反対の予想もあったが)、Amazon に先んじてその地位を獲得したかもしれないが、Amazon の将来には明るい兆ししかない。
MKM Partnersの最新レポートによると、今から約5年後の2024年までに、Amazonの評価額は2.5兆ドルに達する可能性があるという。一方、Amazon Web Services(AWS)単体でも、1兆ドルという驚異的な評価額に達する可能性があり、これは現在のAppleの評価額とほぼ同じだ。
「我々は依然として、AMZNが今日の投資家にとって最良の長期成長投資だと考えている」と、MKMのロブ・サンダーソン氏は顧客向けメモに記した。同氏はアマゾンの12カ月目標株価を1,840ドルから2,215ドルに引き上げた。
サンダーソン氏は、2024年までにアマゾンが米国小売市場の14.5%を占めると予測している。そうなれば、ウォルマートを上回ることになる。
Amazon vs. Apple:巨人の激突
残念ながら、サンダーソン氏は、当時のアップルがどのような状況にいたかを推測する比較を何も提示していない。
今年に入ってから、時価総額が1兆ドルを超えたAppleにもかかわらず、Amazonは全体的な成長率でAppleをわずかに上回っています。Appleの年初値は172.26ドルでしたが、現在は215.05ドルです。これは約25%の増加に相当します。一方、Amazonの年初値は1,189.01ドルでしたが、現在は1,904.90ドルで取引されており、約38%の増加となっています。
テクノロジーの世界では多くのことが変化しますが、この傾向が続けば、近い将来、Amazon が Apple を追い抜くことになるでしょう。
でも、興味深い事実があります。Amazonの株価が上昇しているにもかかわらず、Appleが今年3ヶ月間で稼いだ金額は、Amazonの創業以来の利益を上回っています。かなり衝撃的ですよね?
大きな疑問は、Amazon と Apple が同じ方向を向いているのか、それともある時点で、1 兆ドル (Amazon の場合はもうすぐ 1 兆ドル) の巨大企業の間で、より方向性を定めた戦いが繰り広げられるようになるのか、ということだ。
出典:CNBC