
アップルのサプライヤーの元幹部がアップルの秘密を漏らした罪を認めた。
かつてアップルにカメラ部品を納入していた電子機器メーカー、フレクストロニクスで働いていたウォルター・シムーン氏は、2009年第3四半期と第4四半期のiPhoneとiPodの実際の販売数と予想数を漏らしたとして2010年に逮捕された。
彼は、インサイダー取引に関する政府の捜査で、これまでに有罪を認めた12人目の人物だ。
シムーンは、電信詐欺共謀罪2件と証券詐欺1件で有罪を認めた。しかし、ニューヨーク・タイムズ紙によると、これらの罪に対する判決は2013年7月まで言い渡されないという。
シムーンの気さくな会話の中には、当時は秘密コードで K48 として知られていた iPad についても触れられていた。
「つまり、アップルではK48について発言しただけで解雇される可能性があるんです…K48の関係者がいない会議の外で発言しただけです」と、録音された通話記録によると、彼は協力者に対し語った。「それほど彼らはK48に執着しているんです」
NYT Dealbook経由