Appleは台湾で7日間のアプリ返金を認める一方、Googleは抵抗を続けている
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Appleは台湾で7日間のアプリ返金を認める一方、Googleは抵抗を続けている

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Appleは台湾で7日間のアプリ返金を認める一方、Googleは抵抗を続けている
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アプリストアのハート

Appleは、消費者保護を目的とした法律を遵守するため、誤ってiOSアプリを購入してしまった、あるいは粗悪なアプリで被害に遭った顧客に対し、購入後7日以内であれば返金を受けられる制度を導入する。ただし、あまり期待しすぎないように。改訂された返品ポリシーを利用するには、台湾在住のユーザーに限られる。

インドのエコノミック・タイムズは、台湾がグーグルとアップル両社に購入アプリの7日間返品を認めるよう要請したことを受けて、アップルがアプリの返品ポリシーを7日間に変更したと報じている。

Appleは従っているが、Googleは完全に拒否している。

台湾の消費者保護法は、携帯電話のソフトウェアアプリケーションを含む、インターネット経由で製品を購入した後、消費者は7日間の試用期間を与えられると規定している。台北市政府は、GoogleとAppleがこの法律に違反したと判断し、6月8日に両社に取引規則の変更を命じた。「Googleは規則の変更を拒否した」と、台北市政府の消費者保護責任者であるベティ・チェン氏は述べた。一方、Appleは規則を変更した。

7日間という期間は、無条件返品ポリシーにしてはかなり長いように思える。例えば、ほとんどのゲームは7日間であっという間に使い切ってしまうだろう。幸いにも、台湾はアプリ市場のほんの一部に過ぎず、Appleがアプリの返品を容易にしなければならないという規定はない。それでも、Appleはこの前例が米国に広まるのを阻止しようと躍起になるだろう。

[9to5Mac経由]