スティーブ・ジョブズは依然として法人顧客を獲得できていない
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スティーブ・ジョブズは依然として法人顧客を獲得できていない

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スティーブ・ジョブズは依然として法人顧客を獲得できていない
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ここ半年ほど、ブログの更新頻度が落ちていることは周知の事実です。その理由の一部は、結婚などといった個人的なことばかりでつまらない話もありますが(ハニー、ハニー!)、それよりも大きな理由は、親友であり同僚でもあるJump AssociatesのDev Patnaikと共同執筆した初の著書『Wired to Care』のひっそりとした執筆作業でした。本の出版は1月ですが、新しいブログはすでに公開しています。

恥ずかしい自己宣伝は避けたいところですが、別の理由で取り上げます。今一番人気の投稿は、Appleがエンタープライズ分野で大きな躍進を遂げられず、スティーブ・ジョブズがIBMに宣戦布告してから30年以上経った今でもIBMが依然として主流のマシンである理由について、私が書いた壮大なマニフェストです。これは本のテーマと密接に結びついていますが、Cult of MacがWired to Careブログにゲスト出演したと捉える方が適切かもしれません。しかも、Appleのレミングス広告も掲載されています。

スティーブ・ジョブズは、ビジネス顧客に何を売ればいいのか全く分かっていない。1981年の欠陥製品だったApple IIIから、1万ドルのNeXT Computer、そしてAppleの現在の取り組みに至るまで、スティーブ・ジョブズがエンタープライズテクノロジー顧客向けに生み出してきた製品は、ことごとく失敗に終わっている。この分野で現在注目を集めているのは、中小企業のファイル共有ニーズに対応することを目的とした、洗練された金属製のコンピュータ、xServeだ。Appleの他の製品と同様に美しいデザインではあるものの、xServeはビジネス界に向けて、彼らを念頭に置いて設計されたものではないことを痛感させられる。企業のテクノロジー部門で働く人々は、信頼性が高く、高速で、そして何よりも、一般の人が扱うには複雑すぎるように見えるものを求めている。シンプルなハードウェアは対象顧客層には響かず、xServeはビジネス顧客に全く受け入れられていない。

この件についてはまだまだ語りたいことがたくさんあります。皆さんもぜひ!W2Cのコメントスレッドで議論を始めてください。Apple関連のコンテンツが新しく追加されたら、随時お知らせします!