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写真:Flickr/NRK P3
今週、ジェイ・Zのニューアルバムを合法的にストリーミング配信することはほぼ不可能だが、もしそれを聴くことができる幸運な少数のうちの1人であれば、ジガ・マンが最大のライバルの1つであるApple Musicを批判しているのを聞くことになるだろう。
アルバム『 4:44』のトラックの一つで、苦戦中の音楽ストリーミングサービス「Tidal」のオーナーであるジェイ・Zは、Apple Musicの責任者ジミー・アイオヴィン氏を批判し、Appleがアーティストに提供している以上のものを求めていると述べ、Appleに対する不満を語っている。
ジェイは曲「Smile」の中で音楽業界についてこう語っています。
「アップルパイの一切れはくそくらえ、自分のケーキは自分で作りたい / 自分の運命は自分で決める / ジミー・アイオヴィンを尊敬する / でも彼はエロヒムを全く新しい体制として尊敬しなければならない / それに権力のために遊んでるんだぜ / だから俺たちの音楽は俺たちのもの」
ジェイ・Zは今年初め、『4:44』をリリースする前に、Apple MusicとSpotifyから自身のアルバムをすべて削除した。
Appleは、2015年にApple Musicがサービスを開始して以来、アーティストの独占アルバムを巡ってTidalと争ってきた。ある時点で、Appleはジェイ・Zの親友カニエ・ウェストに彼のアルバムをApple Musicの独占として提供するよう頼んだが、ウェストは最終的にTidalの側に立ち、2016年最も期待されていたアルバムの1つに対する独占権を同サービスに与えた。
独占コンテンツを豊富に誇るにもかかわらず、TidalはApple MusicやSpotifyの脅威となることに苦戦している。両サービスはTidalよりも数千万人多い会員数を抱えており、Tidalは依然として黒字化に苦戦している。
出典:ビジネスインサイダー