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デスクトップ?ノートパソコン?話題はタブレットへと移り、Appleはこの旋風の中心にいるようだ。また別の調査会社も「タブレットコンピュータ」の世界的な成長を予測している。Canalysは、今年のタブレット出荷台数を5,200万台と予測しており、そのうち75%をAppleのiPadが占めるとしている。
この数字は、ゴールドマン・サックスが以前発表したタブレット市場予測(5,470万台、アップルは3,720万台)と一致している。JPモルガンのアナリストは、より深刻な警告を発している。競合他社が生産を拡大する一方で、販売台数が限られるため、タブレットの「バブル」が発生する可能性があるというのだ。
「当社の調査結果によると、アップルの華々しいスタートを模倣しようと躍起になっているタブレットメーカーは、水増しした生産計画で部品を確保しようとしている」と、JPモルガンのマーク・モスコウィッツ氏は先週記した。実際、今年のタブレット生産台数は5,510万台と見込まれているものの、販売台数はわずか4,790万台にとどまるとモスコウィッツ氏は指摘した。
一部の小売店ではiPad 2の初期在庫が数分で完売し、出荷待ち期間が1か月以上に及んでいるとの報道がある中、カリフォルニア州クパチーノの同社は棚の補充を行っており、次世代タブレットの需要に対応するため一部の店舗は水曜日に早めに開店する可能性があるという。
[ブルームバーグ]