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中国の情報筋は今週初め、Appleの第3世代iPadが現在生産中で、3月上旬に発売予定であると報じた。このデバイスには、シャープ製の待望のRetinaディスプレイが搭載されるとの報道もあった。
しかし、そうではないかもしれない。韓国のElectronic Timesの最新報道によると、Appleはシャープのディスプレイが同社の承認プロセスに合格しなかったため採用を断り、代わりにサムスンとLGディスプレイのパネルを使用することを決定したという。
報道によれば、Apple は 2012 年に iPad 3 を 6,500 万台も注文する予定だが、そのうちの 1 台もシャープのディスプレイを搭載して出荷されないという。
シャープはiPad 3向けディスプレイパネルの開発をめぐってサムスン電子やLGDディスプレイと競合してきたが、Appleの量産承認プロセスに合格できなかったと報じられている。シャープは酸化物半導体TFTをベースに高解像度パネルの開発に取り組んできた。
この噂は、日本のブログ「マコタカラ」が昨日報じた記事と矛盾しています。同記事は、iPad 3は現在FoxconnとPegatronで組み立てられており、2048 x 1536のディスプレイはシャープ製だと中国の情報筋が報じているとして報じていました。しかし、ディスプレイの解像度については両記事とも一致しています。
[Patently Apple経由]