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写真:Google/Cult of Mac
Google Drive iOS/iPadOSアプリがAppleの生体認証セキュリティシステムに対応しました。このアップデートにより、ユーザーはクラウドストレージシステムへのアクセスをロックし、Face IDまたはTouch IDでロックを解除できるようになります。
日曜日の夜遅くに公開された新しいセキュリティ機能には、オプションのプライバシースクリーンが追加されています。これにより、iPhoneやiPadにアクセスできる人がGoogleドライブのコンテンツにもアクセスするのを防ぐことができます。
ドライブはユーザーをGoogleアカウントにログインしたままにするため、ドライブに保存されている内容の閲覧や変更は、アプリケーションを実行するだけで行えます。今回の変更以前は、これを防ぐ唯一の方法は、Googleアカウントから手動でログアウトし、再度ログインする際にパスワードが必要となるようにすることでした。
Googleドライブのプライバシー画面に入る
そこでプライバシー画面が役立ちます。ユーザーは、アプリを開くたびにFace IDまたはTouch IDによる本人確認を要求するオプションを選択できます。また、10秒、60秒、または10分といったわずかな遅延を設定することで、Googleドライブと他のアプリケーションを切り替える際に、毎回本人確認をしなくても済むようになります。
Googleの説明によると、「プライバシースクリーンは、Face IDまたはTouch IDを使用して、機密ファイルを覗き見から保護する新機能です」とのことです。しかし、同社は制限事項についても警告しています。このオンラインストレージサービスはApple Filesからもアクセスでき、その場合、このセキュリティ対策は適用されません。通知や一部のSiri機能は保護されません。
プライバシー スクリーンを備えた Google Drive 2.2020.18204 は現在 Apple Store で入手可能です。
同社がこの機能を Gmail などの他の G Suite アプリに追加する予定があるかどうかはまだ不明です。