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写真:マイクロソフト
Microsoft は、Cortana 仮想アシスタント用の新しいソフトウェア開発キット (SDK) を発表しました。これにより、開発者は新しい Cortana スキルを作成し、それをスマート デバイスに統合できるようになります。
スマート デバイスに組み込まれた Microsoft の Cortana が提供できるスキルの一部を確認するには、以下のビデオをご覧ください。
この SDK を最初に活用する企業の一つがオーディオ会社の Harman Kardon で、同社は 2017 年初頭に新しい Amazon Echo スタイルのワイヤレス スピーカーをリリースする予定です。
Microsoft は次のように述べています。
Cortana Skills Kit により、開発者は Microsoft Bot Framework で作成されたボットを活用し、Cortana に新しいスキルとして公開したり、Web サービスをスキルとして統合したり、既存の Alexa スキルのコードを再利用して Cortana スキルを作成したりできるようになります。ユーザーの質問に応じてスキルに接続し、適切なコンテキストでスキルをプロアクティブに提示します。また、Cortana がユーザーの好みやコンテキストをユーザー権限に基づいて理解する機能を活用することで、開発者はエクスペリエンスをパーソナライズできるようになります。
2017年2月に大多数の開発者向けにリリースされた(一部のパートナーは既にアクセス可能)Cortana Skills Kitは、Microsoftが自社のバーチャルアシスタントの利用拡大を目指す動きを象徴しています。Microsoft Cortanaは、ベータ版の運用を経て、昨年の今頃にiOS版がデビューしました。このデジタルアシスタントは、これまでWindows PhoneとWindows 10のみに対応していました。
バーチャルアシスタントがモバイルデバイスを超えてAmazon Echoのようなスマートデバイスへと進化するにつれ、標準的なAIアシスタントを確立するための競争は激化するばかりです。Appleは昨年、独自のバーチャルアシスタントをソフトウェア開発者向けに公開するSiriKit SDKを発表しました。
Microsoft が他の企業に加わるのは嬉しいことです。
これまでCortanaをご利用になったことはありますか?もしそうなら、どのように評価しますか?ぜひ下のコメント欄にご記入ください。