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写真:Pexels
アップルは、カリフォルニア州の山火事の救援活動を支援するため、金額は非公開だが寄付を行っている。同州では山火事によりサンフランシスコの何千人もの人々が自宅からの避難を余儀なくされている。
ティム・クック氏は水曜日のツイートで、「カリフォルニア州全土で猛暑と火災の被害に遭われた従業員、友人、近隣住民の皆様、どうか安全にお過ごしいただき、地元の避難指示に従ってください」と投稿した。
カリフォルニア州全域で猛暑と火災の被害に遭われた従業員、ご友人、近隣の皆様へ。どうぞお気をつけて、地域の避難指示に従ってください。Appleは地元の山火事救援活動に寄付いたします。
— ティム・クック(@tim_cook)2020年8月19日
今週初め、カリフォルニア州デスバレーで地球観測史上最高気温の一つが記録されました。今年の山火事はこれまでに合計367件発生しており、強風の影響で延焼が加速しています。BBCの報道によると、サンフランシスコ・ベイエリアの火災は46,000エーカーにまで拡大し、ワシントンD.C.の面積を上回っています。カリフォルニア州では過去72時間で1万回以上の落雷があったと報じられています。これらの落雷により、周辺地域は濃い煙に覆われ、停電も発生しています。
Appleが本社のあるカリフォルニア州の火災救援活動に寄付をするのは今回が初めてではありません。2017年には、火災救援活動に100万ドルを寄付しました。また、従業員の寄付金に同額を上乗せして2倍の寄付を行いました。Appleは他の支援活動にも寄付を行っており、今年初めにはCOVID-19対策に1,000万ドルを寄付しました。
ティム・クックは、Appleが地域社会において「善の力」となることを望んでいることを明確にしています。このような、人命を救う重要な活動への寄付は、Appleがその目標を達成するためのもう一つの手段です。