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写真:Ste Smith/Cult of Mac
最近再オープンしたフィフスアベニューのApple StoreにあるAirPodsをベースにした壁面ディスプレイには、長年のファンのためのクールなイースターエッグが登場している。
このイースターエッグでは、Appleの大人気製品AirPodsが楽譜の音符として使われています。この音楽は、1990年代後半にスティーブ・ジョブズがAppleに復帰した直後に展開された、Appleの象徴的な広告キャンペーン「Here's to the Crazy Ones(クレイジーな人たちへ)」から引用されています。
AirPodsのディスプレイは、Twitterユーザー「Apple Holic」によって公開されました。「これ、すごくクール」とツイートには書かれており、ディスプレイの写真も添えられています。
これ、すごくクール!新しいApple Store 5th AvenueのディスプレイでAirPodsが音符に使われていて…そして音楽は「Here's to the Crazy Ones」の広告キャンペーンから。pic.twitter.com/yDbDCOWoSl
— Apple Holic (@AppleholicAnon) 2019年9月24日
AirPodsを音符に見立てるというアイデアは、最近のAppleの広告キャンペーンから着想を得ています。Appleはこの広告を2017年に初めて公開しました。リアンヌ・ラ・ハヴァス、クレイグ・デイヴィッド、ザ・1975といったイギリス人アーティストが出演していました。(その後、AppleはYouTubeチャンネルからこの広告を削除しました。私が見つけた中で最も近いのはこれです。)
イースターエッグ:AirPodのもの
「Here's to the Crazy Ones(クレイジーな人たちに乾杯)」という広告の歴史は、それよりずっと遡ります。「Think Different(違うことを考えよう)」キャンペーンは、スティーブ・ジョブズがアップルに復帰した際に、同社の広告を微妙に調整した一環でした。これは、1980年代以来、アップルがChiat/Dayと共同で制作した最初の広告でした。
https://www.youtube.com/watch?v=8rwsuXHA7RA
Appleは長らくこのスローガンと広告を廃止してきましたが、それでもなお、それらはAppleの心に大きな位置を占めていることは明らかです。Apple本社には、額装された広告原稿が展示されています。
最近のAppleはソフトウェアにイースターエッグをあまり入れません。だからこそ、長年のファンのためにこのような仕掛けを入れているのは、ちょっと嬉しいものです。