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デバイスがプッシュ通知を送ってきて、電源を切ってもいいか尋ねてきたらどうでしょう? 遠隔操作で家電のオンオフを切り替え、スタンバイモード時の電力消費を抑えることができたら。便利だと思いませんか? まさにそれを実現するのが、省エネプラグ「Parce」です。
Parceは、テレビやメディアセンターなどのデバイスの電源プラグとコンセントの間に差し込むアダプターです。Wi-Fi経由でホームネットワークに接続し、ネットワークを流れる電力を監視します。このデータはパソコンで確認できるため、家庭内で最も電力を消費している機器がどれなのかが分かります。また、Parceはデバイスがスタンバイ状態にあることを検知し、一定時間スリープ状態になっている場合は、問題となっているデバイスの電源をオフにしてもよいかどうかを確認するメッセージを送信することもできます。
どれも素晴らしいですね。家の掃除がほぼ自動でしてくれるなんて、誰もが憧れるのではないでしょうか。でも、一つ大きな落とし穴があります。Parceは1台100ドル、つまりApple TVとほぼ同じ価格です。Indiegogoの資金調達キャンペーンに資金を出しても、1台あたり69ドルが最安値です。つまり、電気代節約で元が取れるまでには何年もかかるということです。
今から手伝ってもいいし、私のように家を出る前にスイッチを切って、その 100 ドルをおいしい夕食に使うこともできます。
出典: Parce