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写真:インテルコーポレーション
AppleのMacラインナップにおけるAMDプロセッサからの移行に多大な影響を与えたインテル元CEOのポール・オッテリーニ氏が今週初めに亡くなった。
オッテリーニ氏は10月2日月曜日、66歳で眠っている間に亡くなった。同氏はインテルの5代目CEOであり、同社が世界一のコンピューターCPUメーカーとしての主導権を維持するのに役立つ大きな戦略調整を行うことに貢献した。
アップルのCEOティム・クック氏は今朝、オテレニ氏の家族に哀悼の意を表するツイートを投稿し、同社にとって素晴らしい友人であったと述べた。
オッテリーニ家とインテルの皆様に心よりお悔やみ申し上げます。ポールはAppleの良き友人でした。https://t.co/D8Y8rmYP4x
— ティム・クック (@tim_cook) 2017年10月3日
オテレニ氏は1990年にインテルに入社して以来、同社で様々な役職を務め、2005年にはCEOにまで昇進した。同年後半、アップルはWWDC基調講演でインテル製プロセッサへの切り替えを発表し、当時大きなニュースとなった。
オテリニ氏の指揮の下、インテルはこれまで以上に収益性を高め、同氏が率いた8年間で同社が過去45年間で稼いだ金額を合わせた金額を上回る利益を稼いだ。
「ポールのビジネス感覚、楽観主義、そして献身的な姿勢は、CEO在任中、当社の成長を牽引しました」と、インテル会長のアンディ・ブライアントは述べています。「彼のたゆまぬ努力、規律、そして謙虚さは、彼のリーダーシップの礎であり、今日に至るまで当社の企業理念として生き続けています。」