
AppleはMac OS X Lionに「Resume(再開)」という新機能を導入しました。Resumeを使用すると、アプリを再起動すると、前回使用時に開いていたすべてのウィンドウが自動的に再開されます。
一部のアプリでは悪くないトリックですが、他のアプリではすぐに非常に迷惑になる可能性があります。これを完全に回避する方法をご紹介します。
数日前、個々のアプリケーションに開いているウィンドウの記憶を消去する方法についてヒントを紹介しましたが、今日はシステム全体に開いているウィンドウの記憶を永続的に消去する方法を紹介します。
前回の記事で触れたように、Office 2011 for MacにバンドルされているMicrosoft Excelなどの一部のアプリは、再開機能と相性が悪く、エラーが発生したり、予期せぬ動作をしたりすることがあります。一方、プレビューなどのアプリは、以前使用したウィンドウを何度も開き直すため、かなり煩わしい場合があります。
再開機能を永続的にオフにする方法は、システム環境設定の中にあります。まだシステム環境設定を開いていない場合は、一般設定を開いてください。
次に、「アプリケーションを終了して再起動したときにウィンドウを復元する」というオプションを探し、チェックマークを外してオフにします。これで、Macはすべてのアプリケーションを終了して再起動したときにウィンドウを復元しなくなります。