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Appleの最新iOS 10.3ベータ版にはiPad用のフローティングQuickTypeキーボードが搭載されていますが、現在は非表示になっておりアクセスできません。公式リリース前に、無料のSwift Playgroundsアプリを使って試す方法をご紹介します。

使用時には、フローティングQuickTypeキーボードがピクチャー・イン・ピクチャー動画のように、専用の小さなウィンドウ内に表示されます。iPhoneのキーボードとほぼ同じサイズなので、iPadを片手で持っているときに入力しやすくなります。

Appleがなぜまだこの機能をアンロックしていないのかは不明ですが、最近の憶測によると、Appleは今春発売予定の新型iPadでこの機能を利用可能になるのを待っているようです。この機能をいち早く試すには、Swift Playgroundsアプリ、iOS 10.3、そしてGitHubからダウンロードできるコードが必要です。

このコードは、著名なiOS開発者であるSteve Troughton-Smith氏によって公開されました。iOS 10.3ベータ版をインストールしたら、iPadにダウンロードしてSwift Playgroundsアプリで開くことができます。その後、絵文字キーを長押しするとフローティングキーボードが表示されます。

iOS 10 の未公開の「フローティング」iPad キーボードを試してみたい方は、Swift Playground をご覧ください: https://t.co/nuUV8XsmeO

— スティーブ・トラウトン・スミス (@stroughtonsmith) 2017年3月10日

キーボードはSwift Playgrounds内でのみ動作し、他の環境では使用できませんのでご注意ください。また、12.9インチiPad Proをお使いの場合は、開始前に「ディスプレイズーム」設定で画面解像度を9.7インチiPadに合わせて設定する必要があります。