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写真:CNBC
アップルは米国におけるハイテク製造業の雇用拡大を目指して10億ドルの投資を行うと、CEOのティム・クック氏が本日明らかにした。
「私たちは『どうすれば米国で先進的な製造業に従事する人材をもっと増やせるだろうか?』と自問しました」と、クックCEOは本日Apple Campusで行われたMad Moneyのジム・クレイマー氏とのインタビューで述べた。「そして、先進的な製造業のためのファンドを設立することを誇りに思います。このファンドには当初10億ドルを投資する予定です。」
ドナルド・トランプ大統領は、iPhoneを中国で製造しているとしてクパチーノを繰り返し批判しているが、アップルの新たな10億ドルの基金が成功すれば、米国で製造業の雇用が急増する可能性がある。
アップルが米国の製造業に投資
このファンドの詳細はまだ完全には明らかになっていない。クック氏によると、アップルは5月下旬にこのファンドからの最初の投資を発表する予定だ。海外に保有する巨額の資金を引き出すのではなく、税金を払って資金を国内に持ち帰るよりも借入を行う方が費用が安いためだとクック氏は述べている。
クックCEOは、世界市場で事業を展開する米国企業の足かせとなっている米国の税制改革に向け、トランプ政権と協力する用意があると述べた。アップルのCEOは、米国政府について、合意できる点もあれば、できない点もあると考えていると述べた。
多岐にわたるマッド・マネーのインタビューでは、人工知能、クック氏が30ポンド減量するのにApple Watchがどのように役立ったか、iPhone 8の噂がなぜiPhone 7の売り上げを落としているのかなど、他の多くのトピックも取り上げられた。
「噂が飛び交い、報道や新しいものに関する言及も増えています。そうなると、一定数の人が購入を先延ばしにするんです」とクック氏は語った。「確かに、私たちもその影響をある程度は感じています。中国では最新のものを買う傾向があるので、他の地域よりも影響が大きいかもしれませんね」
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