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ジムのトレッドミルで、重い足がドンドン、ドンドンと踏みつける音に、さらに気が遠くなるようなマシンの音を重ねて、眠気を誘うリズムを刻みながら走ることほど退屈なことはないだろう。屋外で走るだけでも十分退屈なのに、屋内で走るとなると耐え難いだろう。
スティーブがiPadを発明したのも、まさにこのためだ。ジムで読書をする時、その明るく見やすい画面や拭き取りやすいガラスの前面をどう説明すればいいだろうか?問題は?揺れだ。つまり、頭は動いているのにiPadの画面は動いていない。そのずれが読書を困難にしている。そして、このRun-n-Readが解決しようとしているのが、まさにこの問題だ。
Run-n-Readは「ドラゴン・イノベーション」プロジェクトで、ドラゴン版Kickstarterのようなプロジェクトです。首輪やヘッドバンドにクリップで留める小さなドングルで、Bluetooth 4経由でiPadと通信します。ユーザーがどれくらいの跳ね返りをしているかをオンス単位で計測し、その情報をiPadの専用リーダーアプリに送信します。すると、画面に表示された文字が上下に揺れて読みやすくなります。
素晴らしいアイデアだと思いますが、ポッドキャストやオーディオブックを聞く方が簡単かもしれないと思わずにはいられません。
あるいは、外に出てランニングをして、バーチャル世界から離れて現実世界に浸る時間を作るのもいいかもしれません。一日中甘いアイスクリームを口に詰め込んでいると、甘い味を感じられなくなるように、少しの間だけオンラインから離れることで、戻ってきた時にオンライン生活がより一層楽しくなるはずです。フィットネスにも役立ちます。
Run-n-Readの料金は45ドルから始まり、ピッチの提出時期に応じて料金が上がります。料金を支払う前に、Dragon Innovationsの利用規約を確認し、自分が何に関わっているのかを把握しておくと良いでしょう。
出典:ドラゴンイノベーションズ