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写真:ディズニー
Disney+はApp Storeを通じたユーザー登録を終了しました。この変更はHuluにも適用されます。代わりに、DisneyとHuluはユーザーをそれぞれのウェブサイトにリダイレクトして、サブスクリプションの登録を促します。
この動きは技術ではなく手数料に関するものだ。
ディズニーがNetflixやSpotifyに続きApp Storeの登録を中止
Appleは、iPhoneまたはiPadユーザーがApp Store経由でサブスクリプションに登録するたびに30%の手数料を受け取ります。一部のサービスは、App Store経由でサブスクリプションに登録する顧客に高い料金を請求することで、この手数料を相殺しています。NetflixとSpotifyは、iPhoneまたはiPadアプリ経由での新規登録を受け付けていない人気サービスです。ユーザーはウェブサイトにアクセスして直接サブスクリプションに登録する必要があります。
Disney+とHuluは、それぞれのサポートページを更新し、この変更についてお知らせしています。ページには、新規加入者および再加入者はApple経由でサービスに登録できないと記載されています。ただし、この変更は既存の加入者には影響しません。そのため、App Store経由でDisney+またはHuluの料金をお支払いいただいている場合は、当面は引き続きApp Store経由でご利用いただけます。
2022年3月、AppleはApp Storeのポリシーを大幅に変更し、NetflixやSpotifyなどの「リーダー」アプリが自社のウェブサイトにリンクできるようにしました。これにより、これらのサービスはユーザーを自社のウェブサイトにリダイレクトし、新規登録者を獲得できるようになりました。
MacRumorsによると、Disney+の今回の変更により、Disney+はAppleのビデオパートナープログラムの対象外となるとのことです。そのため、Siri、AirPlay、ユニバーサルサーチでDisney+とHuluの連携が利用できなくなります。
Disney+とHuluは最近値上げされた
興味深いことに、Disney+とHuluの今回の変更は、 両社の最新の値上げが実施された直後に行われました。10月17日から、Disney+は2ドル、Huluは1ドルから2ドルの値上げとなりました。また、Disney+は 9月下旬からパスワード共有の取り締まりを強化し始めました。
ディズニーのこうした動きは、App Store のサブスクリプション オプションがないため一部のユーザーが利用しない可能性はあるものの、全体的な利益率の向上につながるだろう。