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写真:Ed Hardy/Cult of Mac
新たな調査によると、米国よりもはるかに高速な4Gサービスを持つ国は数多くある。 米国が4Gサービスを上回っているのは、新興国くらいだ。
さらに悪いことに、最近の調査では、アメリカ人は他の先進国よりもモバイルインターネット接続にはるかに多くの費用を支払っていることも判明した。
どれくらいひどいのでしょうか?
OpenSignalは77カ国で4G速度をテストし、米国は46位でした。同等のサービスを提供している国としてはウルグアイ、ボリビア、コロンビアなどが挙げられますが、チュニジア、レバノン、エクアドルでは実際にははるかに優れた4G速度が実現しています。当然のことながら、ヨーロッパのほぼ全域でも同様です。
このテストサービスによると、アメリカ人が期待できる平均最高速度は28.8Mbps、平均最低速度は15.5Mbpsです。世界最高の4Gサービスを享受している韓国では、55.7Mbpsから40.8Mbpsの範囲が期待できます。
4Gに多額の費用を支払う
Rewheelが2018年末に実施した調査によると、米国の携帯電話ユーザーは、世界の他の地域に比べてかなり高い料金を支払わなければならない。 「米国はスマートフォンプランのギガバイト単価が5番目に高く、EU28カ国とOECD加盟41カ国の中でモバイルブロードバンドの料金が最も高い市場である」と調査著者らは述べている。
また、Tモバイルとスプリントの合併案はサービスコストを上昇させる可能性が高いと警告した。
5Gが救世主となるのか?
4Gから5Gへの移行は既に議論の的となっており、OpenSignalは次世代のセルラーワイヤレスデータ通信がサービス向上に繋がる可能性を見出しています。「5Gは超高速通信を提供するだけでなく、強固な容量基盤も提供し、現在の4Gネットワークで発生している通信の安定性に関する問題を解消します。5G時代においては、モバイル技術において初めて大容量かつ超高周波の無線帯域が利用可能となり、ネットワークはより多くの同時ユーザーと超高速データ通信をサポートできるようになります」と、OpenSignalの調査報告書の著者らは述べています。
もちろん、米国の無線通信事業者は自社のネットワークを5Gにアップグレードするために数十億ドルを費やしており、そのコストを顧客に転嫁しなければならず、サービス価格が上がる可能性も高い。