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写真:Microsoft
Apple と Microsoft が初めて株式を公開した当時に先見の明を持って投資していれば、今ごろ大金を蓄えていたであろうことは周知の事実です。
でも、どちらの会社の方があなたにもっと儲けをもたらしたでしょうか?CNBCが最近その数字を分析したのですが、結果は少々意外なものでした。
両社はほぼ同時期に設立されましたが、AppleはMicrosoftより5年以上早く株式を公開しました。AppleのIPOは1980年12月12日、Microsoftは1986年3月13日に行われました。それ以来、両社は浮き沈みを経験してきましたが、浮き沈みのほうがはるかに多いと言えるでしょう。
CNBCは、両社がそれぞれIPOを行った年に1,000ドル投資していたとしたら、どのような結果になっていたかを検証しました。しかし、その後に複数回の株式分割と配当金が行われたため、これは言うは易く行うは難しです。
分析によると、1980年にAppleに1,000ドル(現在の価値で約3,000ドル強)投資していた場合、現在では42万5,000ドル以上の投資価値があったことになります。これはかなり高いキャッシュリターンですが、Microsoftと比べると微々たるものでしょう。1986年にMicrosoftに1,000ドル(現在の価値で約2,300ドル)投資していた場合、現在では170万ドル以上の価値があるとされています。
Microsoft か Apple か?
CNBCの計算が正しければ、この数字には驚きました。両社はもっと激しい競争を繰り広げるだろうと想像していたからです。もちろん、企業の成功を測る方法は複数ありますが、マイクロソフトが再びアップルと評価額を巡って争っている(2010年以来見られなかった)今、これは非常に興味深い統計です。
ちなみに、マイクロソフトの投資家向け広報ページでは、この数字は100万ドル近くとされていますが、これには再投資された現金配当は含まれていません。いずれにせよ、マイクロソフトが有利です。
読者の皆さんの中に、昔AppleやMicrosoftに投資した方はいらっしゃいますか?もっと重要なのは、投資を諦めないだけの自信があったかどうかです。ぜひ下のコメント欄で教えてください。
比較すると、アップルの株価は現在171.28ドル、マイクロソフトの株価は106.09ドルです。AAPLの時価総額は8,126億5,000万ドル、マイクロソフトの時価総額は8,148億3,000万ドルです。
出典:CNBC