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アメリカの二大政党が有権者の関心を奪い合う熾烈な争いにうんざりしているなら、もっと身近な政治ドラマ、つまりスマートフォンの登場に備えましょう。そう、AppleとAndroidのGoogleは、あなた、特にどのスマートフォンを買うかまだ決めかねている「未決定層」の消費者を狙っているのです。
ニールセンの7月の調査結果によると、「こうした『未決定層』こそが、デバイスメーカーが獲得に期待する層となる可能性が高い」という。消費者の40%がスマートフォンを所有している一方で、アメリカ人の60%はよりシンプルなフィーチャーフォンからまだ乗り換えていないと研究者らは述べている。
スマートフォンの「候補」は安定した消費者基盤を獲得したようで、Androidがリードしている。Googleのモバイルソフトウェアは米国スマートフォン市場の40%を占めており、ニールセンが6月に調査した時点からわずか1%の増加にとどまっている。AppleのiOSプラットフォームは28%で2位で、成長率は横ばいとなっている。BlackBerryは19%で3位につけており、前月比1%減少している。
この結果は、AppleとAndroidがスマートフォンの二大勢力となり、残りの33%のメーカーがロン・ポールや他の第三政党の候補者の役割を果たすことになるということを意味する。