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Macプラットフォームは、Microsoftのソフトウェアエンジニアによって何十年もの間、後回しにされてきました。しかし、昨年iPhoneとiPad向けの新アプリが登場したことで、状況は徐々に変化し始めました。そして、Microsoft Office 2016 for Macの一般公開により、MicrosoftはAppleユーザーを自社の生産性向上ソフトウェアに引き込もうと、これまでで最大の攻勢に出ています。
Microsoftは本日、Mac向けOffice 2016の無料プレビュービルドをリリースしました。Officeアプリの正式版は今夏後半に販売開始予定ですが、Microsoftはベータ版を一般公開することでMacユーザーを惹きつけています。
MicrosoftがOffice for Macのアップデートをリリースしてからほぼ5年が経ち、ソフトウェアの古さが目立ってきました。新しいOffice 2016は、Windows版OfficeとMac版Office 2011の要素を融合させた、刷新されたデザインを特徴としています。Windows版Office 2013から引き継がれた新しいリボンメニューのスタイルも継承され、Microsoft OneDriveのサポートにより、クラウドとの連携がこれまで以上に強化されています。
Office 2016では、PowerPointにも大きなアップデートが加えられ、新しいテンプレートも追加されました。Outlookには新しいデュアルカレンダービューが、Excelにはより優れたデータ分析ツールが、そしてWordにはついにスレッド形式のコメント機能が搭載されました。Retinaディスプレイも追加され、Yosemiteではフルスクリーンモードもサポートされました。
いくつかのベータ版のバグを許容できる場合は、Microsoft の Web サイトから無料のプレビュー版を入手できます。