スティーブ・ジョブズのオペラがクラシック音楽のグラミー賞で優勝

スティーブ・ジョブズのオペラがクラシック音楽のグラミー賞で優勝

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スティーブ・ジョブズのオペラがクラシック音楽のグラミー賞で優勝
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アシュトン・カッチャーとマイケル・ファスベンダーは映画でスティーブ・ジョブズを演じました。そして今、エドワード・パークス3世がスティーブ・ジョブズのオペラ『スティーブ・ジョブズの(R)evolution』で、その豊かなバリトンの声を披露します。
『スティーブ・ジョブズの(R)evolution』で描かれたアップルの元CEO。
写真:ダリオ・アコスタ/サンタフェ・オペラ

アップルの故共同創設者兼CEOの生涯を基にしたオペラ「スティーブ・ジョブズの(R)革命」が昨夜、最優秀オペラ録音賞のグラミー賞を受賞した。

サンタフェ・オペラ・オーケストラによる作曲家メイソン・ベイツのオペラの録音は  、ジョン・アダムスの「ドクター・アトミック」、ジャン=バティスト・リュリの「アルチェスト」 、シュトラウスの 「ばらの騎士」 、ヴェルディの「リゴレット」などのノミネート作品を抑えて優勝した。

クラシック音楽部門の受賞者は、日曜日のゴールデンタイムのグラミー賞授賞式前に行われた式典で発表されました。『スティーブ・ジョブズの(R)evolution』は他のいくつかの部門にもノミネートされました。

スティーブ・ジョブズの生涯を語る

スティーブ・ジョブズの(R)evolutionは 2017年にオープンしました。

「最初はこのテーマに少し躊躇していました」と、オペラの台本を書いたマーク・キャンベルは、作品が完成していく中でCult of Macに語った。「スティーブ・ジョブズは非常に人気があり、私たちの世界に深く根付いている人物です。オペラを作るのは、まさに危険がいっぱいです。でも、オペラという形式なら、この物語に活かせる道があると思いました。彼を英雄視するような物語を作るつもりも、彼を悪者扱いするようなオペラを作りたくもありませんでした。バランスの取れた彼の肖像を描く台本を書いたのです。」

このオペラは、ジョブズの人生における最も重要な19の瞬間を再現しています。仏教との出会い、ローレン・ジョブズとの結婚、そして私たちが毎日8時間かけて記事にしているほぼすべてのガジェットの発明に至るまで、あらゆる出来事が描かれています。

このオペラは現在シアトルでの上演に向けて準備を進めています。(上演期間は2月23日から3月9日までです。)『スティーブ・ジョブズの(R)革命』は、Apple Musicなどの音楽ストリーミングプラットフォームで聴くことができます。

出典:ロサンゼルス・タイムズ