iPhoneの水中航海ゲームでNASAのスーパーコンピューターを訓練しよう

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米航空宇宙局（NASA） — NASAのゲームは一見シンプルだが、非常に役立つ。
*写真：NASA*

NASAは地球のサンゴ礁を救うミッションにあなたの協力を求めています。この米国宇宙機関は、iPhone、iPad、Mac向けの新しいビデオゲームを開発しました。プレイヤーは水中の航海に出発し、世界中のサンゴ礁の地図を作成します。

NASAの「NeMO-Net」と名付けられたこのゲームは、プエルトリコ、グアム、アメリカ領サモアなどにおける最近のドローンフライバイで得られた実際の3D画像データを使用しています。プレイヤーは自分の船「ノーチラス号」に乗り込み、海底をスキャンして様々なサンゴを識別・分類します。

「NeMO-Netは、この地球上で最も強力な力を活用しています。それは、高性能なカメラやスーパーコンピューターではなく、人間です」とNASAのヴェド・チラヤス氏は述べた。「誰でも、たとえ小学1年生でも、このゲームをプレイしてデータを整理し、私たちが知る最も美しい生命体の一つを地図に描くことができます。」

ゲームは「ダイブ」に分かれており、プレイヤーは様々なサンゴについて学び、浅瀬の海底のどこに生息しているかを観察します。ミッションをクリアするとバッジを獲得できます。また、海の生物に関する教育ビデオやフィールドガイドも多数用意されているので、飽きずに楽しめます。

プレーターによって分析されたすべてのデータは、シリコンバレーのエイムズ研究センターにあるNASAのスーパーコンピューター「Pleiades」の学習に使用されます。NASAは、性能の低い機器で撮影された画像からサンゴを認識できるようPleiadesを学習させることを目指しています。このゲームをプレイする人が増えれば増えるほど、Pleiadesのサンゴの分類能力は向上します。これはひいては、NASAが世界中のサンゴをこれまでにないほど詳細に地図化するのに役立つでしょう。

NeMO-Netは現在iOS向けにダウンロード可能です。Macでも利用可能のはずですが、Mac App Storeでは見つかりませんでした。Androidユーザーもまだ入手できていませんが、将来的にはGoogle Playでも利用可能になる予定です。