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ブルームバーグの報道によると、AppleとAmazonはAmazonによる「Appstore」という名称の使用をめぐり、和解交渉を開始する見込みだ。AppleはAmazonに対し、Android向けソフトウェアストアが自社のiOS向けApp Storeと混同される可能性があるとして商標権侵害訴訟を起こした。連邦地方裁判所の判事は、両社に対し、裁判前に和解交渉を開始し、和解を目指すよう命じた。

ブルームバーグによると、本日提出された裁判所への提出書類の中で、エリザベス・ラポルト連邦地方裁判所判事は、AppleとAmazonに対し、「3月21日に協議を行い、それぞれの主任弁護士と、この件について交渉・和解を行う全権を有する者を同席させる」よう指示した。裁判は8月に予定されている。

Appleは、Android搭載スマートフォンとタブレット向けに構築されたモバイルマーケットプレイスにおけるAmazonの「Appstore」という名称の使用を差し止めるよう、裁判所命令を求めている。クパチーノに本社を置くAppleは、この名称が自社のApp Storeと酷似しており、顧客に混乱を招きかねないと主張している。また、Appleはこの名称が自社の商標権を侵害し、不正競争防止法に違反していると主張している。

Amazonは、この用語は一般的な用語であり、Appleが独占権を有していないと主張している。Amazonは既にAppleとの争いで部分的に勝利しており、今月初めに裁判所は同社に対する虚偽広告の訴えを棄却した。

出典：ブルームバーグ