
スティーブ・ジョブズ氏は本日、異例の形でAppleの四半期決算電話会議に出席し、2010年第4四半期の記録的な売上高について喜びを語りました。RIMに対するAppleの優位性を誇示し、Googleを痛烈に批判し、iOSの均質性と、タブレットの「雪崩」のような状況と比較してiPadの設計に込められた綿密な検討を称賛しました。以下、そのハイライトと興味深い発言をご紹介します。
- 今四半期、AppleはついにBlackberryの製造元であるRIMを追い抜いた。「近い将来、彼らが追いつくとは思えない。彼らは既存の領域から脱却し、ソフトウェアプラットフォーム企業へと進化しなければならない。」
- ジョブズ氏は、AndroidはオープンプラットフォームであるというGoogleの主張に反論した。「GoogleはAndroidをオープン、iOSとiPhoneをクローズドと位置付けようとしている。これは不誠実だと思う…Androidは非常に断片化されている」
- AndroidのアプリストアとAppleのApp Storeの比較:「Androidでは少なくとも4つのアプリストアが存在し、ユーザーはそれらの中から探さなければなりません。これはユーザーと開発者にとって混乱を招くでしょう。Appleの統合型アプリストアと比べてみてください。」
- ジョブズは、Androidの断片化と比較して、Appleの統合型アプローチこそが進むべき道であるという考えを強調し、次のように述べている。「たとえGoogleが正しく、真の問題はクローズドかオープンかという点にあるとしても、クローズドシステムが常に勝つとは限らないという点に注目すべきです。…私たちは、このオープンかクローズドかという議論は、真の問いを覆い隠す煙幕だと考えています。ユーザーにとって、断片化と統合のどちらがより良いのでしょうか?私たちは、統合型が常に断片化型に勝つと信じています。…Googleがどんなにオープンだと表現しようとも、統合型は断片化型に勝利すると信じています。」
- ジョブズ氏は、市場に押し寄せるタブレットの波はiPadにとって脅威ではないと述べた。「タブレットの大量投入についてお話ししましょう。まず、信頼できる競合製品はごくわずかで、いずれも7インチの画面を搭載しています。このサイズでは優れたタブレットアプリを開発するには不十分です。…私たちは徹底的なテストを実施した結果、10インチがタブレットの最小サイズであることがわかりました。」
- 「競合他社の価格設定を見れば、その証拠が明らかになるでしょう。だからこそ、現行の7インチタブレットはDOA(製造中止)になると考えています。これから先、とても楽しみな時代になりそうです。」
確かに楽しいですね。