ティム・クック氏、中国におけるアップルのサプライチェーンの労働慣行を擁護

ティム・クック氏、中国におけるアップルのサプライチェーンの労働慣行を擁護

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ティム・クック氏、中国におけるアップルのサプライチェーンの労働慣行を擁護
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昨年のDカンファレンスでのティム・クック氏。
昨年のDカンファレンスでのティム・クック氏。

ティム・クック氏は本日、D10カンファレンスに出席し、Appleのサプライチェーンへの依存と、期待に応えられなかった際にサプライチェーンを細かく管理する姿勢を擁護した。

クック氏は、中国では労働時間を測定している企業も、報告している企業も他にはないと述べた。「我々は、この数字を下げたいと表明しました」と述べ、「70万人の労働時間を測定しています」と続けた。

クック氏によれば、アップルは残業時間を削減するために多大な努力を払ったが、同時に多くの従業員が「移住して1~2年働き、できるだけ多くのお金を故郷に持ち帰りたいので、たくさん働きたがる」とも指摘した。

クック氏はまた、Appleが製造会社にはならないとずっと以前に決断したことにも触れ、これがAppleの考え方であり続けていると述べた。また、iPadの「エンジン」は米国製であり、コーニング社のガラスはケンタッキー州で製造されていると述べた。

Appleは最近、公正労働協会(FLA)と共同で、テクノロジー企業として史上最大規模のサプライチェーン監査を開始しました。メディアはAppleのフォックスコンにおける労働環境を厳しく批判していますが、ほぼすべてのテクノロジー企業は長年にわたり、同じプロセスで製品を製造してきました。

出典: AllThingsD