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Appleの驚くほどシンプルなバックアップソリューション、Time MachineはMac OS X 10 Leopardでデビューし、多くの人々のMacのバックアップ方法を一変させました。Retrospectのような複雑なソフトウェアや、すぐに忘れてしまうような手動のバックアップシステムに縛られることはもうありませんでした。Time MachineはMacのバックアップを簡単かつ自動的に行えるようにしました。さらに重要なのは、Time Machineがとにかく機能したことです。
時は流れ、本日リリースされたMountain Lion。Appleは、多くの人が(意識していたかどうかは別として)待ち望んでいた機能をひっそりと追加しました。それは、マルチディスクバックアップです。データバックアップ計画におけるベストプラクティスの一つは、複数のバックアップを作成し、そのうちの1つをオフサイト(例えば会社など)に保管することです。自宅では、安価で大容量のハードドライブが頻繁に故障することを考えると、バックアップ用に複数のドライブを用意しておくと安心です。
Time Machineはこれまでも複数のディスクをサポートしていましたが、バックアップソフトウェアで各ターゲットディスクを手動で指定する必要がありました。おそらくほとんどの人はこれを省略していたでしょう。本日のMountain Lionリリースでは、Time Machineがこのプロセスを自動で管理できるようになりました。つまり、当然ながら、問題なく動作するということです。
Time Machineのシステム環境設定パネルに複数のバックアップ対象ディスクを追加するだけで、Mountain Lionはバックアップ対象ディスクを自動的にローテーションし、それらを連携させて使用します。例えば、ドライブを1つ取り外して家に持ち帰ったり、耐火金庫に保管したりした場合でも、Time Machineはそれを認識し、まだ接続されているディスクを使用します。最初のディスクをUSBチェーンに再び接続すると、Time Machineもそれを認識し、再びローテーションを開始します。
これは、飛躍的な進歩だけでなく、今回のような小さな、漸進的な、重要なステップを積み重ねて、ますます良くなっていくオペレーティング システムのすばらしい新機能です。
出典: TUAW