- ニュース

写真:RFA
中国から発信された新たな動画には、上海のMacBook組立工場の従業員が警備員と揉めている様子が映っている。中国政府による新型コロナウイルス感染症対策のロックダウン措置を受け、クアンタ・コンピュータの従業員は数週間にわたり職場での生活を余儀なくされている。
労働者たちは施設を出て買い物に行こうとしていたようだ。
クアンタの従業員、COVID-19によるロックダウンをめぐり警備員と対立
クアンタの問題はAppleの問題でもある。クアンタはハイエンドMacBookの唯一の組み立て業者だが、3月中旬に中国当局が命じたCOVID-19による工場閉鎖により、工場は停止状態に陥った。その後、組み立ては再開されたものの、2021年モデルのMacBook Proの購入者は納品まで長い待ち時間に直面している。
中国の厳しいCOVID-19対策は、他のApple製品にも引き続き問題を引き起こしています。Mac Studioを注文している人は、7月まで待たなければならないかもしれません。
「数週間にわたるロックダウンの後、中国の技術工場の労働者数百人が当局と衝突し、隔離壁を越えて溢れ出た」とブルームバーグは報じている。
クアンタの従業員が門を飛び越えて警備員と衝突するビデオがツイッターに投稿された。
【疑不满「闭环生产」防疫太严】
【广达上海厂惊传员工「暴動」】
刚局复工の上海广达子公司上海达丰電子周四(5日)晚発生员工「暴動」。影片所见,数百有名な工場は指示を出さず、マスクはマスクを飛び越え、警報器からは暴発が発生した。 pic.twitter.com/3GpeBjHqG3— 自由亚洲电台 (@RFA_ Chinese) 2022 年 5 月 6 日
「従業員らは防疫対策に不満を持ち、民生物資の買い出しに出かけたいとしているという報告がある」とツイッター投稿には記されている。
中国のCOVID-19に対するゼロトレランス政策の結果
中国政府が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止策として、上海の2,600万人の住民は厳しい封鎖措置下に置かれています。政府は住民の外出を許可していません。
クアンタの従業員にとって、彼らの住まいは組立工場の寮です。数週間もの間、彼らは寮に行くか仕事に行くかしか許されていません。一部の従業員にとって、そのフラストレーションは耐え難いものだったようです。