チップメーカーはすでにAppleのA10プロセッサをめぐって争っている

チップメーカーはすでにAppleのA10プロセッサをめぐって争っている

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チップメーカーはすでにAppleのA10プロセッサをめぐって争っている
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A8チップ
A10レース開始!
写真:Apple

A9チップを搭載した最初のAppleデバイスはまだ発売されていないが、メーカー各社はすでに次世代A10チップの受注獲得をめぐって競争を繰り広げている。次世代A10チップは2016年にiPhone 7でデビューする見込みだ。

TSMCは、A9の受注を完全に逃す危険な状況に陥ったため、Appleを驚かせてA10チップの受注を獲得させるために、適切な設備への投資を急いでいると報じられている。

この目標達成のため、同社は新竹にある12の異なる工場に新たな10nmパイロットラインを設置し、6月末までに完成させる予定です。また、半導体知的財産プログラムも開始しており、年末までに潜在顧客へのサービス展開を進めています。

TSMCがAppleに感銘を与えるためにあらゆる手段を講じるのは当然のことだ。AppleとSamsungの対立が激化していた時期には、ライバルのチップメーカーSamsungから受注を獲得していたものの、今やその対立が沈静化した今、SamsungはAppleからのチップ受注をさらに獲得しているようだ。

今年、サムスンはアップルのA9注文の100%を獲得したと報じられたが、フォックスコンのCEOである郭台銘(テリー・ゴウ)氏が影響力を使ってTSMCにシェアの一部を獲得したとみられる。台湾メーカーは、サムスンにすべての雇用を奪われる可能性を秘めたサムスンの脅威を克服するために協力する必要があると感じているようだ。

しかし、A9の受注獲得をめぐる争いを考えると、極めて重要なiPhone 7チップに関してはサムスンが戦わずして負けるとは到底思えない。

出典: GforGames