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写真:Ste Smith/Cult of Mac
Appleユーザーは、まもなくスマートフォン、タブレット、Mac、セットトップボックス向けのOSアップデートを受け取ることができます。開発者は本日、これらのプラットフォーム向けの新しいベータ版を受け取りました。
iOS 11.3、macOS 10.13.4、tvOS 11.3のプレビュー版をベータテストしたい方は、Appleのウェブサイトでサインアップすることで誰でも参加できます。最新の開発者向けバージョンは、1日ほどでパブリックベータテスターに提供される予定です。
iOS 11.3: バッテリーの状態、アニ文字
Appleのタブレットとスマートフォン向けに、ここ数週間でいくつかのマイナーな「バグ修正」版がリリースされましたが、AppleはこれまでずっとiOS 11.3の開発に注力しており、今回のアップデートはより重要なものとなるでしょう。開発者向けベータ5への新機能の組み込みは完了し、現在はバグの除去に注力しています。
Appleは計画されていた機能や改訂版の一部を削除したようです。一時的に「Books」という名前に変更されたiBooksアプリは、iOS 11.3ベータ4で元の名前に戻りました。
iOS 11.3には、通常の使用によるバッテリーの劣化具合を表示するバッテリーヘルスモニターが搭載されます。ユーザーは必要に応じて、古いデバイスに対してiOSが行うパフォーマンス調整をオフにすることができます。その他の新機能としては、iPhone Xユーザー向けの新しいアニ文字や、iMessageをiCloudに保存する機能などがあります。
macOS 10.13.4: プライバシー警告、32ビットアプリ
先日リリースされたmacOS 10.13.4の5番目の開発者プレビューも、新機能の導入よりも問題の修正に重点を置いています。
このmacOS High Sierraアップデートは、世界中のノートパソコンとデスクトップパソコンにリリースされる際に、起動中のソフトウェアに個人情報が保存されるという警告を表示します。また、Appleが段階的にサポートを終了している32ビットアプリケーションを起動する際にも、別の警告が表示されます。

写真:Ste Smith/Cult of Mac
さらに、MacユーザーはiCloudにiMessageを保存・アクセスできるようになります。さらに、iMac Pro向けの便利なInk Cloudの壁紙がすべてのMacで利用できるようになります。
tvOS 11.3: コンテンツの一致、フレームレートの切り替え
Apple は、Apple TV 向けの次期オペレーティング システムの第 5 ベータ版もリリースしています。tvOS 11.3 では、Match Content 機能が改善され、対応するセットトップ ボックスでのフレーム レートの自動切り替えも可能になります。