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写真:Ste Smith/Cult of Mac
偽アップル製品を米国に密輸したとして逮捕された中国人に懲役3年の判決が下された。
2月に、ジャンフア・「ジェフ」・リーは、偽造iPhoneやiPadを含む4万台以上のデバイスを密売した罪を認めた。この計画で110万ドル以上を稼いだ。
しかし、こうしたクローンが他国に渡ることは稀だ。少なくとも、大量に渡ることはない。しかし、リーは学生ビザでアメリカに滞在しながら、数万人ものクローンをアメリカに持ち込むことに成功した。
Appleのクローン製品で110万ドルを稼ぐ
裁判所の文書によると、リーはドリームデジタルズという会社を通じて他の数人と共謀し、4万点以上の「電子機器と付属品」を米国に密輸したことが明らかになった。
李氏はまた、偽造アップルの商標が入ったラベルやパッケージを密輸した。彼は発覚を避けるため、それらが電子機器から隔離された状態を保っていた。
装置はアメリカに到着すると、全国の共謀者たちに送られた。リー氏とその友人たちは110万ドルを手に入れた。
懲役37ヶ月
当局は2月に容疑を認めた後、今週、計画への関与を理由に李氏に懲役37カ月の刑を言い渡した。
リーの共犯者の中には既に判決を受けている者もいる。アンドレイナ・ベセラは昨年10月に3年間の保護観察処分を受け、ロベルト・ヴォルペは懲役22ヶ月の判決を受けた。
ロザリオ・ラマルカは2017年7月にリーと同じ判決を受け、懲役37カ月となった。
アップルは依然として偽造業者の大きな標的である
偽造業者がAppleを狙うのは今回が初めてではなく、今後も続くだろう。高価なApple製品への需要は旺盛であるため、今後も偽造品詐欺の標的となることは間違いないだろう。
4月に連邦捜査官は、2,000台以上の偽造iPhoneをAppleに返品して100万ドル近く稼いだ2人の大学生を逮捕した。
また1月には、約100万ドル相当の偽造アクセサリーが米国に流入するのを阻止するのに貢献した韓国の警察官に報奨金を支払った。