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写真:フォーブス
強気な億万長者で物言う投資家のカール・アイカーン氏は最近、アップル株を280万株まで増やし、同社への総投資額は44億ドルを少し超えることになった。
アイカーン氏の保有状況は木曜日に証券取引委員会(SEC)に提出された書類で明らかになり、現在750万株以上のAAPL株を保有していることが示された。この購入は3月に行われ、これはAppleが7対1の株式分割と自社株買いプログラムを発表する前のことだ。
投資先企業の舵取りに積極的に取り組むことで知られるアイカーン氏は、かつてはティム・クック氏にとって悩みの種だった。昨年、アイカーン氏はアップルの株主を結集して自社株買いを要求したが、影響力のある議決権行使助言会社ISSが提案に反対を表明したことで、最終的に撤回した。
それでも、アップル取締役会は自社株買いの承認額をこれまでの600億ドルから900億ドルに増額しており、さらに6月2日に株式分割も実施される予定であることから、アイカーン氏によるアップル株の購入は、アップル取締役会の決定に対する承認の証として捉えることができる。
つまり、彼が再び不幸になるまでは。
ティム・クックは、念のため、夕食日記を公開しておくべきだ。
出典:WSJ