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過去2年間、iPadは様々な職場に導入されてきました。ビジネスにおけるiPad活用に関する記事の多くは、iPadがもたらす自由さに焦点を当てていますが、ブルックリンのあるレストランにおけるiPadとiPod touchの事例は、Appleのモバイルプラットフォームを導入することで、自由さと柔軟性に加え、多額のコストを節約できることを如実に示しています。
ブルックリン・タップハウスは、iPadとiPod touchを使ったPOSシステムを導入することで、数千ドルを節約しました。オーナーのヒューゴ・サラザール氏とスティーブ・エスコバー氏は、導入に数万ドルかかることもある大手レストラン向けPOSシステムではなく、アルバカーキに拠点を置くLavuのiOSレストランシステムを採用することを決定しました。
このシステムのコストは約 7,000 ドルで、従来のシステムの平均価格 20,000 ドルよりも大幅に安くなります。
このシステムは初期費用の削減に加え、レストランの業務効率化にも貢献しています。ウェイターはiPod touchデバイスを使ってお客様からの注文を受け、注文はすぐにキッチンスタッフにワイヤレスで転送されます。iPadは、雑学クイズや議論の解決に使われていない時は、バーカウンターで同様の役割を果たしています。このシステムはフロント業務の効率化に加え、最新の在庫データを提供し、店内またはリモートで管理できます。唯一の欠点は、新しいお客様が、ウェイターが注文を入力している時に友人にテキストメッセージを送信していると思い込んでしまうことがあることです。
POSLavuにとって、ブルックリン・タップハウスでの注文処理は楽勝でしょう。このシステムは、ゴードン・ラムゼイが出演する人気イギリス料理リアリティ番組「キッチン・ナイトメア」のアメリカ版、FOXの「キッチン・ナイトメア」にも登場しています(下の動画をご覧ください)。POSLavuのウェブサイトによると、今後さらに多くのエピソードでこのシステムが紹介される予定です。
出典: TUAW
画像: Lavu