欧州の通信事業者、iPhone 4SユーザーにiOS 6.1へのアップグレードを控えるよう勧告

欧州の通信事業者、iPhone 4SユーザーにiOS 6.1へのアップグレードを控えるよう勧告

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欧州の通信事業者、iPhone 4SユーザーにiOS 6.1へのアップグレードを控えるよう勧告
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欧州の通信事業者2社は、iPhone 4Sユーザーに対し、Appleの最新iOS 6.1ファームウェアへのアップグレードに伴う3G接続の問題を理由に、アップグレードしないよう勧告しました。Vodafone UKと3 Austriaの両社から、デバイスがネットワークに接続しにくくなったり、通話やテキストメッセージの送受信が困難になったりする問題が報告されています。

「iOS 6.1にアップグレードされたApple iPhone 4S端末により、3G回線でのパフォーマンスに影響が出る問題が発生していることを認識しています」と、ボーダフォンは月曜日朝の声明で述べた。「一部のお客様において、通話やテキストメッセージの送受信、あるいはインターネット接続において、ネットワークへの接続に時折支障が生じる可能性があります。」

「Appleは現在、ソフトウェアの問題解決に取り組んでいます」と通信事業者は続けた。「これらの接続問題は断続的に発生しています。Appleの調査が続く中、iPhone 4SにiOS 6.1をインストールしていない方は、Appleが問題の修正を確認するまでインストールを延期することをお勧めします。」

iOS 6.1は1月下旬にリリースが開始されたため、多くのユーザーが既にアップグレードしていると思われます。もしあなたがその一人で、接続に問題を抱えているなら、残念ながら現時点でできることはあまりありません。AppleはiOSソフトウェアのダウングレードを許可していないため、iOS 6に戻すことはできません。Appleの修正を待つしかありません。

出典: GigaOM