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脱獄ファンなら、Ryan Petrich氏による脱獄アプリ「Display Recorder」をご存知でしょう。その名の通り、iPhoneの画面を録画できるアプリです。私がデバイスの脱獄を始めたきっかけの一つは、このDisplay Recorderでした。iPhoneで何かの操作方法を誰かに教えたい時に便利なツールです。そんなわけで、今日App StoreでDisplay Recorderがリリースされたのを見て、ワクワクしました。ところが、実は別の開発者が開発したアプリだと知るまでは。
App Store版ディスプレイレコーダーの開発元であるBugun Softwareは、ペトリッチ氏のアプリの名前だけでなく多くの機能も盗用し、自社名で1.99ドルという価格でリリースしました。一見すると、Cydia版と全く同じように見えますが、よく見ると、いくつかの明らかな違いがあります。
iPhoneInCanada によると、App Store 版の Display Recorder は、Cydia 版でキャプチャされた滑らかで高品質のビデオとはまったく対照的に、低品質で途切れ途切れのビデオを撮影します。

開発者のライアン・ペトリッチ氏はTwitterで、「本日、iTunes Connectで初めて苦情を申し立てました。App StoreにあるDisplayRecorderは、同じマーケティング手法を用いているにもかかわらず、私のものではありません」と発言しました。
AppleはCydiaアプリをサポートしていないため、この苦情に対応するかどうかは不明ですが、Display RecorderがApp Storeに長く残ることはまずないだろうと断言できます。そもそも、その機能はAppleのApp Storeガイドラインに違反しているからです。
出典: iPhoneInCanada