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写真:Apple
多数の Adobe Premiere CC ユーザーから、致命的なバグにより MacBook Pro のスピーカーが壊れたとの報告が寄せられています。
この問題は、いくつかのオーディオ拡張ツールのいずれかを使用しているときに発生するようで、唯一の解決策はマシンのスピーカーを交換することです。
完全にバグのないソフトウェアは存在しません。バグは認識できない場合もありますが、パフォーマンスに影響を与えたり、クラッシュを引き起こして作業内容をすべて失ってしまう場合もあります。
バグによってハードウェアが破壊されることは稀ですが、一部の MacBook Pro ユーザーにとっては、まさにそれが Adobe Premiere CC で起こっています。
MacBook Proのスピーカーが爆音を発する
Adobe の Premiere CC フォーラムには、MacBook Pro のスピーカーが奇妙なソフトウェアの不具合で壊れたと報告するユーザーからの苦情が増えている。
「Adobe Premiere でスピーカー (MacBook Pro 15 インチ 2018) が壊れてしまいました」と、あるユーザーは書いています。
「スピーカーは完全に壊れてしまいました。Adobe Premier 2019オーディオスイートをBGMに使用していたのですが、設定を微調整しているうちに、耳が痛くなるほどの大きな歪んだノイズが発生しました。その後、スピーカーは使えなくなりました。」
「私も同じ経験をしました」と別のユーザーが付け加えた。「2回とも、タイムラインに曲を入れて音量を調整しようとしたら、ものすごい大きな音が鳴ってスピーカーが壊れてしまいました。ミュートも何もできませんでした。」
9to5Mac によると、 Adobe のフォーラムで苦情を見つけた報告は 10 件以上あるという。
責任があるのはAdobeかAppleか?
MacBook Proユーザーの中には、Appleのハードウェアに責任があるとし、同社が「問題を回避している」と批判する声もある。しかし、どうやら問題を引き起こしているのはAdobeのソフトウェアだけらしい。
Adobe の担当者は、Premiere ツールを使用するときは MacBook Pro のマイクが無効になっていることを確認するようユーザーにアドバイスしており、フィードバック ループが不具合の原因である可能性を示唆しています。
いずれにせよ、これは決して広範囲に及ぶ問題ではないので、Premiere CC を使用しているからといって、必ずこのような問題が発生するとは限りません。しかし、これは懸念すべき問題であり、解決が必要です。