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先週、Appleの音声コントロール技術Siriに対抗するiPhoneアプリ、Eviについてご紹介しました。EviとSiriは同じNuanceのバックエンドを採用しており、同様の音声コントロール/アシスタント機能を提供しています。EviとSiriの主な違いは、EviはiPhone 4とiPhone 3GSで利用できるのに対し、SiriはiPhone 4Sユーザーのみネイティブで利用できることです。
App Storeでまた注目のアプリが見つかりました。その名も「vokul」です。iPhone、iPod touch、iPadに対応した、世界初にして唯一の100%ハンズフリー音声コントロールアプリであるvokulを使えば、指を動かすことなくテキストメッセージの音声入力、通話、音楽の再生が可能です。
vokulはハンズフリー機能で他とは一線を画しています。アプリ内の耳アイコンをタップするとハンズフリーモードが有効になります。トリガーフレーズまたは単語(デフォルトでは「hey vokul」)に続けてリクエストすると、アプリが自動的にタスクを実行します。これは、車内でテキストメッセージを送信したり、マルチタスク中に音楽を操作したりするのに最適です。vokulでポッドキャストを再生したり、連絡先に電話をかけたりすることもできます。vokulの魅力的な音声が、タスクを迅速かつ効率的に進めていくお手伝いをします。
Apple の Siri と同様に、vokul は Nuance の自然言語解析を使用して文法と句読点を解釈します。
夫婦チームによって開発されたvokulは、今後1週間ほどで大規模なアップデートをリリースする予定です。vokulにはBluetoothサポート、メールの音声入力、FacebookとTwitterの更新の音声入力機能などが追加されます。イギリス英語とオーストラリア英語の音声認識機能も追加されます。
vokulはSiriやEviとは異なり、Wolfram Alphaの質問に答えたり、WikipediaやYelpなどのサービスと連携したりすることはできません。今後のアップデートで、より多くのサードパーティサービスとの連携が実現することを期待しています。ご興味があれば、iPhone、iPod touch、iPad用のvokulをApp Storeからダウンロードできます。価格は2.99ドルです。
以下は、vokul の動作を示すビデオ ウォークスルーです。
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