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VMWareは今週、Mac仮想化製品「VMWare Fusion」の最新バージョンを発表しました。同時に、MacワークステーションでWindowsやその他のOSを稼働させるための人気ツールであるVMWare Fusionの、初のビジネス向けまたはエンタープライズ向けバージョンもリリースしました。「Fusion Professional」と名付けられたこの新ソリューションは、ビジネスと教育の両分野のITプロフェッショナルにとって魅力的な機能を多数備えています。
- IT 部門は、ユーザーが Windows とインストールされたアプリケーションを実行できるものの、仮想マシンの設定を変更できない制限付きの仮想マシンを作成できるようになりました。
- 起動ドライブとして使用されるハード ドライブ イメージは、セキュリティを強化するために暗号化できます。
- ポリシーにより、Windows での USB デバイスへのアクセスを制限したり無効にしたりできます。
- 組織は、VMWare Fusion ヘルプ ファイルをカスタマイズして、会社固有の情報を提供できます。
- 新しいネットワーク エディタを使用すると、IT 部門は仮想ネットワークを追加および削除したり、カスタム仮想ネットワーク構成を作成したりできます。この機能は、デモンストレーションやソフトウェア テストに使用される仮想マシンに特に適しています。
- ライセンスはエンタープライズ環境向けに最適化されています。Fusion Professional ライセンスは、Mac 上の Fusion、または Windows または Linux PC 上で実行される VMWare Player で使用できます。
- VMWare には、Apple またはサードパーティの展開ツールを使用して大量展開を準備するためのツールが含まれています。
注目すべきは、仮想マシンはActive Directoryなどの標準的なエンタープライズテクノロジーを使用して管理および更新できることです。ITの観点から見ると、このような仮想マシンはスタンドアロンPCのように管理されます。
Fusion Professionalでは、ボリュームライセンスとボリュームディスカウントもご用意しています。3年間のサポートおよびメンテナンスアップデートパッケージもご利用いただけます。
出典: VMWare
出典: MacTech
画像: VMWare