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最近の調査によると、iPhoneおよびiPadアプリの開発は、他のモバイルプラットフォームよりも学習曲線が急峻であることが分かりました。また、iOSアプリの開発には、Android、BlackBerry、Windows Phoneアプリの開発よりも、時間と費用の面で開発者にかかるコストが高くなります。
こうした課題にもかかわらず、iOS は、Apple が Mac と iOS の両方の開発に使用しているプログラミング言語である Objective-C の人気を高め、開発者の間で 3 番目に人気のある言語にしました。
iOS が開発者にとって最もコストのかかるプラットフォームであるとされた同じ調査で、iOS が最も高い金銭的報酬をもたらすとも指摘されていることを考えると、開発者が他のプラットフォームやプログラミング言語よりも iOS 開発と Objective-C を選択する理由は簡単に理解できます。
2012年7月のTIOBEプログラミングコミュニティインデックスによると、Objective-CはC++を抜いて第3位にランクインしました。CとJavaはそれぞれ18.331%と16.087%の開発者が使用しており、Objective-Cはそれに次ぐ第2位です。
CとJavaは、長年3位を睨み合ってきたObjective-CやC++と比べて、様々なプラットフォームや開発環境で広く使用されています。7月のインデックスでは、Objective-Cが9.335%という好調なシェアを獲得して首位に立ち、C++は9.118%の開発者がアクティブに使用しており、僅差で後れを取っています。
上位 10 位に入る残りのプログラミング言語には、Web 関連の言語が数多く含まれています。
- C 18.331%
- ジャワ 16.087%
- オブジェクティブC 9.335%
- C++ 9.118%
- C# 6.668%
- ビジュアルベーシック 5.695%
- フィリピンペソ 5.012%
- パイソン 4.000%
- パール 2.053%
- ルビー 1.768%
出典: TIOBE
経由: InfoWorld