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本日、米国特許商標庁は、実行中のタスクの状況に応じて変化するマウスカーソルの使用に関する実用特許をAppleに付与しました。「ユーザーインターフェース用の動的に変化するカーソル」と呼ばれるこの特許番号8,230,366は、画面上のマウスカーソルが、おなじみの回転するビーチボール、ファイルをコピーする際の緑色のプラス記号、またはディスク間で移動中の項目を示す赤色の数字に変化する機能について説明しています。
特許自体では、プラス記号のバブル通知カーソルについて言及しているように、このような「ハイブリッド カーソル」のいくつかの構成について説明しています。
異なる形態のハイブリッドカーソルをコピー操作に関連付けることもできます。図8Aは、そのようなカーソルの一例を示しています。この例では、通常のカーソルの末尾がバブルに置き換えられています。ただし、バブル内には「プラス」記号が含まれており、ドラッグされたオブジェクトのコピーが作成されることを示しています。さらに、バブルの色は、ハイブリッドドラッグアイコンとは明確に異なる色(例えば緑)にするのが好ましいです。これにより、ユーザーは、オブジェクトをある場所から別の場所に移動するドラッグ操作と、オブジェクトのコピーを作成するドラッグ操作を容易に区別できます。
その他の種類の抽象カーソルは、概要概要で以下のように定義されています。ハイブリッド待機カーソルは「回転する死のビーチボール」を、その他の種類はそれぞれプラス記号と数字のバブルを暗示しています。
アプリケーションがビジー状態でバックグラウンドで動作している場合、ハイブリッド待機カーソルが表示されます。このカーソルは、アプリケーションのビジー状態と、ビジー状態にかかわらずユーザーがオペレーティングシステムの要素や他のアプリケーションと対話できるかどうかをユーザーに示します。また、ドラッグ操作の結果やドラッグ中のオブジェクトに関する定量データを示すハイブリッドカーソルの形態も開示されています。
もちろん、Macで既に使い慣れている機能の特許を見るのは楽しいものです。小さな緑のプラス記号は、Macで私が最も気に入っている視覚的な通知システムの一つで、コピー行為をしていることが一目で分かります。Mac上のすべてのアプリや操作で同じように表示されるのは、私がAppleユーザーである理由を最も明確に示している点の一つです。
この特許は2003年10月23日に出願されており、この件の待ち時間の長さが伺えます。発明者はImran A. Chaudhri氏、譲受人はApple氏です。
出典:米国特許庁
経由:Apple Insider