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写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac
来月から、連絡先、カレンダー、メールメッセージの iCloud データにアクセスするサードパーティ製アプリには、アプリ固有のパスワードが必要になります。
iCloudデータへのアクセスにApple製アプリのみを使用する場合は、心配する必要はありません。ただし、Microsoft Outlookなどのサードパーティ製アプリを使用する場合は、以下の点にご注意ください。
Appleはユーザーに送った電子メールの中で、次のように書いている。
6月15日より、Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbird、その他Appleが提供していないメール、連絡先、カレンダーサービスなどのサードパーティ製アプリを使用してiCloudデータにアクセスするには、App固有のパスワードが必要になります。すでにApple IDのメインパスワードを使用してサードパーティ製アプリにサインインしている場合は、この変更が有効になると自動的にサインアウトされます。App固有のパスワードを生成して再度サインインする必要があります。
この変更により、iCloudデータにアクセスするサードパーティ製アプリを引き続きご利用になりたいユーザーは、2ファクタ認証を有効にし、アプリごとに個別のパスワードを生成する必要があります。2ファクタ認証を有効にする方法については、こちらの記事をご覧ください。iOS 10.3以降を初めてご利用になる方は、2ファクタ認証がデフォルトで設定されているはずです。
アプリ固有のパスワードを生成するには、ユーザーはここで Apple ID アカウントにサインインし、「アプリ固有のパスワード」に移動して「パスワードを生成」をクリックする必要があります。
この問題の影響を受ける開発者の方は、ぜひ下記にコメントを残してください。