- ニュース

写真:ABCニュース
FBIはAppleに対し、テロリストのiPhoneにバックドアを組み込むよう要求したが、Microsoft、Google、Appleの3社を同じチームにまとめることで、不可能と思われていたことが実現した。
同国大手テクノロジー企業の多くは、いかなる企業も政府によって自社のセキュリティを破ることを強制されてはならない、その結果何百万人ものユーザーの公共の安全を危険にさらすべきではないとするアップルの立場を擁護するため、法廷助言人として意見書を提出することを明らかにした。
マイクロソフトは数十年にわたりアップルの最大のライバルの一つだが、同社の最高法務責任者ブラッド・スミス氏は、個人用機器に関する国民のプライバシー権とテロとの戦いとのバランスを問う来週の議会公聴会で、アップルを支持するアミカス・ブリーフを提出すると述べた。
BuzzFeedの報道によると、GoogleもAppleの立場を擁護する予定だ。Amazonもアミカス・ブリーフのオプションを検討しており、ソーシャルネットワーキング大手のTwitterとFacebookもこの動きに加わっている。
昨夜のインタビューで、AppleのCEOティム・クック氏はABCのインタビューで、サンバーナーディーノの大量殺人犯サイード・リズワン・ファルークの回収されたiPhoneにバックドアを設置するようFBIが要求していることは、癌のソフトウェア版を作るようなものだと述べた。FBIは、Appleにこの1台のiPhoneのロック解除を求めているだけだと主張しているが、他の複数の裁判所は、AppleとFBIの争いの行方を見守り、さらに多くのiPhoneのロック解除を要求できることを期待している。
Appleを支持する企業は、3月3日までにアミカス・ブリーフを提出する必要がある。クパチーノ市は3月1日、この件に関して初めて議会に出席する予定で、暗号化に関する公聴会でAppleの法務顧問ブルース・シーウェル氏がFBIのジェームズ・コミー長官と対決する予定だ。