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先週のiPad発表前夜、App Storeに謎の新カテゴリーが登場したのを覚えていますか?この発見を受けて、Apple関連ブログ界隈の大半は、新型iPadの美しいRetinaディスプレイに、何らかのインタラクティブなカタログ体験が搭載されるのではないかと予想しました。なんともワクワクする話ですね!
結局、App Storeのカタログセクションがオープンしたのですが、全然素晴らしいとは言えません。というか、かなりひどい出来です。
App Storeの新しい「カタログ」カテゴリにアクセスすると、iPhone向けのショッピングアプリが中心になっていることがわかります。iPad版があるユニバーサルアプリもいくつかありますが、Appleはこのカテゴリを「iPhoneカタログ」と呼んでいます。
「What's Hot」セクションをざっと見れば、このカテゴリーの全体的な質がよく分かるでしょう。特に面白いものはなく、ほとんどのアプリのデザインは粗雑です。AppleはApp Storeのライフスタイルカテゴリーから多くのアプリを移行したようですが、明確な理由はありません。

かなり有名なカタログ雑誌であるSkyMallには、無料でダウンロードできるiPhoneアプリがあり、特にひどい出来です。利用可能なアプリのほとんどは、非常にニッチな市場向けのもの(Arhaus Furnitureのような有名小売店向けのアプリはいくつかありますが)か、全く意味のないものでした。正直なところ、このカテゴリー全体が偶然の産物のように思えます。Appleがなぜ今このアプリをリリースすることにしたのか、全く根拠がありません。