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デフォルトでは、Mac、iPad、iPhoneで撮影したスクリーンショットはすべてPNGファイルとして保存されます。PNGファイルはピクセル単位で保存され、透明度もサポートされているので便利です（フローティングウィンドウの影をきれいに表示できます）。

しかし、JPEGではないため、必ずしも全てのOSでサポートされているわけではありません。幸いなことに、少なくともMacでは、JPEGスクリーンショットをデフォルトにすることは簡単です。

なぜJPEG形式のスクリーンショットが必要なのでしょうか？JPEG形式の方がサイズが小さいので、Twitterなどに投稿しやすいですし、汎用性も高いからです。

AppleはHEIFを写真ファイルフォーマットの主流にしようと躍起になっているようですが、現状ではJPEGはどこでも歓迎されています。つまり、インターネットフォーラム、Facebook、そしてカラー画面を備えたあらゆるスマートフォンやコンピューターです。また、一部のプリンターはPNG形式に対応していません。

今後 Mac のスクリーンショットがすべて JPEG として保存されるようにする方法は次のとおりです。

MacでJPEGスクリーンショットをデフォルトにする

このヒントは超簡単ですが、使うにはターミナルアプリをもう一度起動する必要があります。まず、 Macの「アプリケーション」>「ユーティリティ」にあるターミナルを起動します。次に、以下の行を入力するか、ターミナルウィンドウにコピー＆ペーストして、リターンキーを押します。

defaults write com.apple.screencapture type jpg

インターネットで見つけたターミナルコマンドを貼り付けて実行するのは、絶対にやめてください。ハードドライブが文字通り消去されてしまう可能性があるので、入力内容に間違いがないか確認しましょう。

この場合、コマンドの内容は一目瞭然です。defaults write の部分はまさにその通りで、com.apple.screencaptureファイルに新しいデフォルト設定を書き込みます。これはplist 、つまり設定ファイルで、実際に確認できるテキストファイルです。User /Library/Preferencesフォルダにあります。テキストエディタで開くと、以下のようになります。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "https://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict> <key>type</key> <string>jpg</string>
</dict>
</plist>

ご覧の通り、真ん中に表示されているのがデフォルトのスクリーンショットファイル形式です。Cult of MacではPNGファイルのアップロードができないため、私はすでにJPEGに変更しています。設定ファイルを直接編集することもできますが、最も簡単でエラーが少ないのはターミナルを使うことです。

JPEGやPNGに限定されません。GIF、TIFF、PDF（またはPNGに戻す）も指定できます。コマンドを入力する際に​​、必要なファイル形式（小文字）を入力してください。

JPEGスクリーンショットをデフォルトに設定すると、今後撮影するスクリーンショットはすべて.pngではなく.jpg拡張子で保存されます。もう心配する必要はありません。

ボーナスヒント: Macでスクリーンショットのデフォルトの保存場所を変更する

デスクトップがスクリーンショットで散らかってうんざりしていませんか？保存場所を変更することもできます。これも同じように実行できます。コマンドは以下のとおりです。

defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures/Screenshots

スクリーンショットを撮る前に、必ずフォルダを作成してください。~/Pictures/Screenshots の部分は選択したフォルダへのパスで、任意の場所を指定できます。パスとフォルダ名は大文字と小文字が区別されるため、すべて一致していることを確認してください。

今日はこれで終わりです。明日はiOSのスクリーンショットをJPEGに変換する方法を見ていきます。設定は簡単ですが、Macの「設定して放っておく」ソリューションと比べると、やはり面倒です。