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Apple Watch を見て、「もっと機能が抑えられて、もっと値段が高ければいいのに」と思ったことはありませんか?

もしそうなら、スイスのアルプウォッチ「ファイナルアップグレード」が気になるかもしれません。H.モーザー社製のこの機械式時計は、Appleのウェアラブルと驚くほど似ていますが、機能ははるかに少なく、価格は30,800ドルです。

Apple Watchを彷彿とさせるデザインは偶然ではありません。スイスの時計メーカーはプレスリリースの中で次のように述べています。

H.モーザー社による、逆説的で風刺的、そして奇抜なスイスアルプウォッチの最終エディション。伝統的な機械式ムーブメントの確かな創意工夫を凝らし、「スマートウォッチ」の外観を模倣したタイムピースです。スイスアルプウォッチ ファイナルアップグレードは、DLCコーティングを施したスチールケースに、ベンタブラックの文字盤が組み合わされています。秒針の代わりに、6時位置の「ローディング中」のシンボルを思わせるインジケーターが常に回転します。

お金を払う価値のあるApple Watchのパロディー

時計メーカーによると、このデバイスはアップデートを必要とせず、不要な機能も搭載されていないとのことです。つまり、通知も一切ありません。その代わりに、Swiss Alp Watchは、必要なのは「あらゆる雑音から切り離され、一瞬一瞬を大切にすること」だけを教えてくれています。

その名前が示すように、これはH.モーザー社が製造するApple Watchの模造品シリーズの最新作です。もちろん、価格が5桁に達すると、「模造品」は「パロディ」になります。

この時計の最も優れた特徴は、スモールセコンドディスクであるローディングシンボルでしょう。デザインと革新の全てがH.モーザー社によるものではないとしても、確かに魅力的で革新的なデザインです。

この時計は現在、同社のウェブサイトで予約受付中です。Apple Insiderによると、同社はこの時計を50台のみ製造する予定とのことです。

超高額コレクターズアイテム？それとも、数年後AppleがApple Watchのデザインを変更したときに説明に苦労するような、奇妙でニッチな製品？本当にわかるのは、超富裕層だけ！

出典: H. Moser & Cie.